be文活フレンズ活動報告Vol.9「しめ縄づくり」

 あっという間に11月も下旬に差し掛かり、年の瀬を迎えようとしています。今回のbe文活フレンズの活動はそんな時期にぴったりの「しめ縄づくり」でした。

 11月14日(木)午後、be文活フレンズのみなさんとシルバー人材センター葛生連絡所へ伺いました。毎年しめ縄を受注生産しているというしめ縄達人石田さん、土沢さん、そしてフレンズの本郷さんのお三方が出迎えてくださいました。

 しめ飾りというと玉飾りを思い浮かべる方も多いかもしれません。初心者の我々にはまだ早いということでわかざりの作り方を教えていただきました!

 材料は古代米の藁(わら)です。お米を収穫した後の藁ではなく、実る前にしめ縄用として刈り取るそうです。

藁は少し湿らせておくと撚りやすいそう

 いよいよしめ縄を作ります!藁を3本×2束を持ち、3本を撚り合わせながら、2つの束を結っていきます。この作業のことを「綯(な)う」というそうです。「うーん綯えない!」「きれいに綯えたー!」など普段聞きなれない言葉にひとりぽかんとしてしまいました。

徐々に手が慣れ没頭していきます

  あまり器用な方ではない私は達人に手ほどきを受けながらトライしました。ようやく3つめあたりからしめ縄っぽい見た目になってきました。昔は子どものころからお手伝いとして当たり前のようにやっていたそうです。

夢中でよりより没頭時間

 完成したわかざりは水回りや大切な場所に飾っておくとよいそうです。一緒に参加したフレンズの方は「台所、お手洗い、そして犬小屋にも飾るの」と教えてくれました。

楽しいお茶会

 しめ縄づくりのあとには土沢さんからコーヒーを振舞っていただき、お茶会をしました。葛生には昔石灰を輸送する鉄道が走っていたこと、18歳と81歳の違いという面白漫談、地元のお菓子屋さんやお肉屋さんのお話など、普段なかなか聞くことのできないお話を伺いました。現代っ子というほど若くはないですが、人生の大先輩たちのお話は懐かしいというよりもとても新鮮でした。

それぞれ作ったわかざりをもって

 今回はじめてbe文活フレンズの活動に参加しました。気さくに話しかけてくれるフレンズの皆さんや、見かねてサポートしてくださった達人たちのおかげで居心地のよい時間を過ごすことができました。

 事業団友の会であるbe文活フレンズとS・Cフラワーズでは年齢やバックグランドに制限はありません。続けられるか不安・・・という方もいらっしゃるかもしれません。毎回必ず参加しなければならないものではありませんので安心してください。ぜひお気軽に一歩踏み出してみませんか?少しでも気になったらぜひ事業団までご一報を!(文化活動コーディネーター尾花)

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