東石美術館グランドオープン記念コンサートを開催しました

2025.5.31(土)、東石美術館グランドオープン記念コンサートを開催しました。

 街の美術館として愛される東石美術館が、風薫る5月にグランドオープン。その新しいスタートをマリンバ&パーカッション、ハープ、フルートのアンサンブルが彩りました。今回のコンサートでは、東石美術館が誇る銘品に囲まれた中で、MCFオーケストラとちぎから澤田奏恵さん、髙久美穂さん、西園文美さんをお招きし、演奏していただきました。

グランドオープンした東石美術館

 生憎のお天気でしたが、コンサートに先立ち、東石美術館のコレクションを見学。現在東石美術館では企画展「芸術家の目を通した生きものたち」が開催中です。動物モチーフの工芸品や絵画がたくさん並んでいました。直接波が描いていないのに、優雅に泳いでいるように見える鯉や、まるで本物のような潤んだ瞳がかわいらしい猫の絵画などを拝見し、コンサートまでの気持ちが高まります。

 いよいよコンサートが開演します。A. ピアソラ作曲組曲「タンゴの歴史」より「Bordel 1900」からスタートしました。チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」やパッヘルベル作曲のカノン ニ長調などクラシックの名曲からジブリや情熱大陸など心躍る楽曲を90分間あますことなくたっぷりと聴くことができました。

 個人的にはフィギュアスケートの浅田真央さんが使用したチャールダッシュの演奏で、当時の懐かしさと感動がよみがえってきました。普段オーケストラやバイオリン、ピアノなどで聞きなれている曲も演奏編成が変わると印象が大きく変わることに気づかされました。マリンバ、フルート、ハープの優しい響きは、懐かしさや夢の世界のようなかわいらしさを味わうことができました。

 

展示室いっぱいにやさしい音色が響きます


 ここでコンサートに来場された方の感想を一部ご紹介します。

楽器や曲についての解説をお話しいただき、演奏を楽しむことができました。 2〜3人のアンサンブルが素敵でした。 楽しい時間をありがとうございました♪

すばらしい美術館に入館したいなと思っていた矢先に、友人に誘われ、しかもコンサートということで楽しみにしておりました。あいにくなお天気でしたが、 曲目もなじみの曲が多く、とてもリラックスして聴くことができました 素敵な演奏ありがとうございました

東石美術館グランドオープンおめでとうございます。 ひろびろとした落ち着いた雰囲気の展示室と、マリンバ・フルート・ハープのアンサンブルがとても合っていて、音の響きも素晴らしく、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。 特に耳に残っている曲は、(全部素敵だったのですが)カルメン、チャールダーシユ、花のワルツです。 楽器の説明も興味深かったです。 演奏家の皆さん、それぞれとても綺麗な音色で、息も合っていて、心地よい響きでした。

開演前と休憩時間に美術館の素晴らしい展示を見ることもでき、耳だけではなく、目でも楽しむことができました。 またぜひこの素敵な空間でのコンサートの企画をお願いします。楽しみに待っております!

 普段音楽を聴く習慣があっても、作業やスマホを触りながらの「ながら聴き」されている方が多いのではないでしょうか。美術品をじっくり鑑賞したり、音楽を体全体で聴くことで、日常の忙しさを手放し、心穏やかな時間を過ごしていただけたら嬉しく思います。

 コンサート開催にあたり、東石美術館の皆さま、MCFオーケストラとちぎの澤田さん、髙久さん、西園さん、そして事業団友の会S・Cフラワーズの皆さまに心より感謝申し上げます。

コンサートの運営は事業団友の会S・Cフラワーズが行いました

事業団友の会は、イベントの企画や運営を行うS・Cフラワーズと、佐野市の歴史や文化をするフィールドワークするbe文活フレンズの2つがあります。今回のコンサートはSCフラワーズの皆さんが運営しました。年齢や居住地に関係なくご参加いただけます。どんな活動をしているかまずは話を聞いてみたいという方はお気軽にお問合せくださいませ。

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