令和5年度 美術館コンサートの様子🎵

7月2日(日)「美術館コンサート at佐野東石美術館 ~弦楽四重奏のしらべ~」の様子を報告します。
前年に引き続き、東石美術館様にご協力いただき開催されました。

演奏者に栃木県を拠点として演奏活動をされている学生弦楽四重奏団 ”NASAs Quartet” 皆さまをお迎えしました。メンバーは、1st Violin 冨田尚也さん(宇都宮市出身)、2nd Violin 瀬端あいりさん(筑西市出身)、Viola 丸山蒼人さん(鹿沼市出身)、Cello 佐藤愛雅さん(佐野市出身)です。

会場の様子

まずは学芸員の青野のぞみさんより、美術館や展示品の説明をいただきました。

作品の解説の様子

今回の企画展の目玉である 磯部草丘作「渓谷の春」の前にステージが配置されました。

演奏者との距離が間近であり観客は少人数であったため、サロンに招かれたような雰囲気での演奏でした。
演奏曲はアンコールを含め全9曲演奏されました。耳なじみのあるクラシックの名曲、日本の童謡、ビートルズメドレーなどバラエティ豊かな楽曲が披露されました。プログラムの最後は、ベートーヴェン中期の弦楽四重奏曲の代表曲である「ラズモフスキー第3番 第1楽章」で締めくくられました。

美術館コンサートは、美術品に囲まれた特別な空間で音楽を楽しんでもらいたいという思いから企画されました。
その思いの通りに、美術館の企画展を楽しみながら、若い音楽家たちによる弦楽四重奏の音色に聴き入る来場者の皆さまの姿が見られました。
梅雨の時期の暑い一日でしたが、若手の音楽家と美術作品のコラボレーションによる爽やかなコンサートとなりました。

コンサートが終わり、笑顔の演奏者の皆さまです。
素晴らしい演奏をありがとうございました!

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