2023.8.19(日)、26(日)に開催したアートプロジェクト「はじめてのデッサン~『描く』を楽しむ第一歩」(2回講座)の様子をレポートします。
この講座は、日ごろ絵画や作品づくりをする機会がない方たちを対象に、初心者の方が自ら美術作品を制作する楽しさを体験してもらい、その後の自主的な制作へ向けたきっかけづくりとするために企画しました。
講師に津布久凌さんをお迎えし、小学生から大人までの幅広い年齢層の20名が参加しました。
- デッサンに関する講義
最初に、デッサンに関する講義を受けました。
- 使用したモチーフと画材
モチーフに、一斗升(いっとます・画像左上)銭函(ぜにばこ・画像右上)、画材に、鉛筆3本(H、HB、B)とねり消しゴムを使用しました。
- 実践~描いてみよう~
講義のあと、いよいよ実践に入りました。先生にアドバイスをもらいながら、完成を目指して描いていきました。
- 感想会
最後に、完成した作品の前で感想会を開きました。
- 作品展示
完成した作品を佐野市郷土博物館回廊で展示しました。(秋の企画展開催中10/7~12/10まで)
- 講座を開催して~事務局より~
今回の講座は初心者の方が対象でしたので、「絵を描くのは何十年ぶり」とお話しされる方もいらっしゃいました。
しかしながら、臆することなくスルスルと筆を進め、真剣にモチーフに向き合う姿が見られました。
完成した作品の前で皆さん満足そうな表情を浮かべ、美術制作のよいきっかけづくりになったのではと感じました。
参加した受講生からは
・40年以上ぶりに鉛筆を持ち、デッサンを描きとても勉強になった2日間でした。なかなか描く時間をとれないと思っていましたが、5分でもいいから続けてとの先生のお話から、続けようと思いました。あらためて、デッサンの楽しさを実感できてよかったです。
・落ち着いて物を見たり、描いたりできて、いい時間を過ごせました。先生のソフトな雰囲気での2日間、参加させて頂き良かったです。
・1回目と2回目で画力がすごく上がったと思います。受講してよかったです。
などといった感想をいただきました。
アートに関する講座は、今後も企画していきたいと思っています。
HPなどでお知らせしますので、皆さまのご参加お待ちしています。