8月3日、4日佐野市東児童館にて「壁画アートプロジェクト」が行われました。
壁画アートプロジェクトとは:子どもたちに物語を読み聞かせ、その物語を壁画として表現するアート制作体験講座です。講師は文星芸術大学名誉教授の林香君(はやしかく)先生です。
2日間にわたるプロジェクトの様子をレポートします。今回はレポート第一弾です!
- 初めに
先生と子どもたちとの顔合わせ。いつもと違う雰囲気にちょっと子どもたちも緊張気味。今回の物語のテーマは宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」です。
- 「セロ弾きのゴーシュ」の読み聞かせ
子どもたちは物語のテキストに、登場人物や情景にマーカーしていきます。長い物語ですが、真剣に取り組んでいます。
- チェロの演奏
「セロ弾きのゴーシュ」にちなんで、チェロの生演奏が披露されました。チェロの深みのある音にや響きに子どもたちも惹き込まれます。まるで物語の世界に入ったようです。アンコールに宮沢賢治作曲の「星のめぐりの歌」を披露していただきました。
- 物語の読み取り
物語に出てきた「人物」「色」「様子」を子どもたちが書き出します。先生の声掛けによってイメージがさらに広がり、ホワイトボードがどんどん埋まっていきます。これからの制作に向けてのイメージをふくらませ、自分の描きたいものを決めてグループを作っていきます。
- 壁画アート制作の説明
いよいよ、壁画アート制作に入ります。その前に先生からの作業の手順の説明です。スプレーに興味津々な子どもたち。
- 制作開始!
真剣に取り組みます。難しい楽器の描写にもあきらめずにチャレンジする子どもたち。
以上が1日目の様子です。この日は佐野市が全国一番の最高気温を記録しましたが、水分補給などに気を配りながら、子どもたちは最後まで集中して作業に取り組みました。
2日目の様子はレポート第二弾で報告します!