昨日、団報‘かがやき’の打ち合わせで、いわゆる「文化」についての話題になりました。佐野は蕎麦がおいしく、またイチゴもたくさん作っていて有名だという話が出て、それって佐野の文化でもあるよね、とのご指摘をいただきました。さて、それらのテーマを文化振興事業団で取り扱っていけるのかというと、行政庁(栃木県)が当事業団に認めた公益目的事業に該当するかどうかを踏まえて考える必要があります。スポーツはどうでしょうか?これも人間があみ出した立派な文化ですよね。但し、この領域を当事業団が事業の一環として取り上げることができるかというと、取り上げ方の内容を吟味する必要もあり中々ハードルは高いかもしれません。
人間が生きる中で生み出されてきたものは、ほぼ「文化」なので、身の回りの物や生業は悉くそれに該当してしまうのだと思います。たとえば、薔薇は数万種類もあるそうですが、その大部分は人の手によって原種を改良したもの。まさに、文化の所産といえます。名前も何万とあるでしょうが、薔薇栽培を趣味にしている人でもなければ、大抵「バラ」で一括りになってしまいそうです。ふと思い立って、庭に咲いている薔薇の名前を調べましたら、右はティネケ、左はブリリアント・ピンク・アイスバーグ、日本人としては覚えにくい種類ですが、名前を知るとその言われなども気になり、興味がほんの少しだけでてきました。