事業団日記– category –
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これもパンケーキ[2025.2.11]
遊び仲間がスイーツツアーに行くというので1軒目だけ参加しました。壁にさまざまな鏡がかけられて独特の雰囲気がするパンケーキのお店で、女性人たちが注文したのがこのイチゴたっぷりパンケーキで、上に載っているのはワタ飴だそうです。男だけでは決し... -
佐野にもイソヒヨドリが…[2025.2.4]
博物館の庭には大きなケヤキが何本かあるので、秋になると落ち葉がたくさん出ます。博物館の裏側に堆肥場を作って、落ち葉を活かす取り組みを進めています。堆肥ができ始めたので掘り出し作業を進めていましたら、どこからともなくイソヒヨドリの雄が現... -
山門の升組にうっとり[2025.1.28]
神社仏閣は、その建築様式のすばらしさにまず惹かれます。歴史のある山あいのお寺はその立地も特別で、背後に広がる自然と調和して日本の伝統文化を感じます。飛駒にある永台寺の山門は、数百年の歴史を刻んで今もなお存在感を示しています。これまで、... -
浅間山に狼煙台はあったのか?[2025.1.20]
奈良渕にある浅間山の頂上は、いついっても眺めのすばらしさに感激します。その昔、ここには狼煙台があったとの言い伝えもあったとか・・・。先日、ある高名な研究者をあちこち案内しました。狼煙台の言い伝えを何げなく説明しましたら、唐沢山城の目と... -
スーパーカー文化は今も?[2025.1.14]
こどもの頃、巷でスーパーカーが流行った時期がありました。一部の子どもたちもこぞって騒いでいましたが、私はその騒ぎを遠く距離を置いてみていました。遠い存在には違いありませんが、この歳になって、今は素直にかっこいいなあ~と感じます。正月休... -
人なつこい冬の来訪者[2025.1.6]
静かに年が明けました。私の部屋から紅梅が眺められます。ヒヨドリやムクドリの来訪は年中のことですが、冬になるとメジロやシジュウカラが訪れ、カキツバタとの間を行き来する様子に心が和みます。今年は、我が家の庭先にジョウビタキの雄が訪れてくれ... -
「青龍」と共に辰年が行く[2024.12.27]
今年も暮れになりました。年々歳を重ねても同じような年とはいかず、過ぎてみると今年も色んなことがあったなあと思います。生きることへの欲深さは相変わらずですが、世界各地の出来事を見るにつけ、今ここにこうしていられることの有難さを感じます。... -
今年もリンドウに出会えた[2024.12.12]
唐沢山城跡は、唐沢山全体を覆うくらい広大です。なので、唐沢山の自然についてもほんの少し詳しくなりました。リンドウの咲く場所があります。でも、ほんの数輪が咲くだけです。これまでも心ない人によって野草が採取されてしまっている場所を何か所も... -
恐るべし金蔵院の観光地化[2024.12.2]
葛生の金蔵院はいいなあ~と以前から思っていて、季節ごとに時々訪れていました。つい最近までそんなことはなかったのに、今年の秋は観光地化してしまっていました。驚きです。平日でもお寺の広い駐車場はほぼ満杯で、旧常盤小のグラウンドが臨時駐車場... -
谷川俊太郎さんとの一期一会[2024.11.19]
一度だけの出逢いでも記憶にしっかり残る人たちがいます。谷川俊太郎さんもそうでした。私の同僚が直接ご本人に手紙で講演を依頼し来佐が実現したのです。上司たちに谷川俊太郎さんが来てくれるといってもピンとこなかったらしく反応はイマイチ。私は、... -
秋はヤマトシジミも恋に忙しいnoka[2024.11.5]
一度出逢っただけで、直接には二度と再会することがなかった蝶世界の師匠が私にはいます。その方が死ぬ直前まで、メールで問い合わせをすると丁寧なアドバイスを返してくれました。蝶の写真は、鳥とはまた違った意味で難しい!それだけでなく、蝶の種類... -
「奇跡」という花言葉の薔薇[2024.10.29]
一人の育種家の存在から青いバラにすごく惹かれて、苗を買いそれを育てて挿木にし何本か育てています。そのバラは一本立ちの種類でありながらとてもひ弱で、支えがないと立っていられないほどです。挿木が何本か育ち始め、今年その中のいくつかに蕾が付... -
楽しい工夫がいっぱい[2024.10.16]
ハローウィンの季節になると、街のあちこちでその風景を見ることができます。以前はそんなこともなかったのに、今ではそれもこの時期の風物詩になってきました。三毳の花センターも遊び心の飾り付けがすでにできていて、多くの来園者を出迎えています。... -
佐野氏と唐沢山城企画展[2024.10.5]
唐沢山城跡史跡指定10周年と(公財)佐野市民文化振興事業団設立30周年を記念する催しとして準備を進めてきました。それなりに入念な準備を進めてきたのですが、無事開催にこぎつけるか不安でもありました。昨日、初日を迎えることができ、まずはほっとし... -
秋の企画展準備も佳境に[2024.9.30]
このところ企画展の準備で、日記を更新できない日が続いています。今週は、いよいよ国立国会図書館と東京大学から貴重な資料が入ってきて、展示作業も大詰めを迎えます。うまくいくと良いのですが・・・。10月5日から「戦国時代を生き抜いた佐野氏と唐沢... -
コウモリの水面飛行[2024.8.27]
夏の季節、夕暮れになるとコウモリがあちこちで飛び始める光景に出会います。それが、日中に水面すれすれで飛び交う姿はとても珍しかったので写真に収めました。何をしていたのでしょう。しばらく、じっと観察していたのですが、水を飲むでもなく、蚊な... -
野辺山高原出土の鉄鏃[2024.8.11]
この夏、信州地方を旅していると思いがけないものに度々遭遇しました。その中の一つが、この鉄鏃たち。こんなものがたくさん表面採集できるところがあるなんて、とっても驚きです。野辺山は、旧石器時代研究のメッカで、ふらふら歩けば黒曜石のかけらく... -
森の中の「ようこそ」[2024.7.29]
ブリキのロボットが「ようこそ」と出迎えてくれました。ブリキのロボットは、自然とは調和しそうもないのに、なぜかしっくり。そのいでたちがそうさせているのでしょうか?あるいは作家さんの人柄なのでしょうか?異質なものでも、なぜかしっくりするっ... -
南牧村誌[2024.7.24]
その地域のことを知るには、その土地ならではの郷土資料館に行くのが手っ取り早いと思います。知らない地域にいくと、職業柄か地域に根差した小さな資料館や博物館につい寄りたくなります。その博物館は、とても地域色豊かで興味をそそる展示品もたくさ... -
もう一つの無言館[2024.6.24]
ずっと訪れてみたいと思っていた場所がありました。八ヶ岳倶楽部で開かれている個展を見に行くのならと、計画を立て、その帰りにとうとう訪れることができました。とても静かな場所で、突然の団体客はお断り、小さな子は必ず大人が手をつないで騒がない... -
アグリカルチャーは確かに文化[2024.6.10]
実家の庭先に棚を作って、一昨年思い切って1本ブドウの苗を植えてみました。それなりに世話をしたのですが枯れてしまいました。悔しいので、去年は2本苗木を植えてみたら意外とすくすく育ち、今年実がなり始めました。多分、この先はうまくいかないと... -
40年ぶりの撮影[2024.5.27]
記憶が正しければ、昭和59年の春に市民会館の2階に上って博物館の全景をフィルムカメラで撮影しました。郷土博物館発行の冊子に使用するために撮ったのではないかと思います。博物館が昭和58年の秋に開館したばかりで、周りに植栽した樹木も植えたばか... -
どこでもガビチョウ[2024.5.17]
10年ほど前は、籠抜け鳥のガビチョウを見かけることはありませんでした。その後、ガビチョウの存在が埼玉方面から聞こえてきてまもなく渡良瀬遊水地でカオジロガビチョウを見つけました。栃木への進出は時間の問題かと思っていましたが、北進は思いのほ... -
設立30周年記念コンサート[2024.5.7]
5月3日は憲法発布記念の祝日でしたが、友の会やボランティアの方々のご協力を得て準備も完了し、翌日の本番に臨むことができました。ご協力していただいたみなさん、本当にありがとうございます。多くの人たちの手によって出来上がったこの催しは、し... -
勘助じいさん[2024.4.30]
先日、烏山の山あげ会館にふらっと立ち寄りました。山あげ祭りは、烏山の人々にとってシビックブライドになっているのを解説を伺いながらひしひしと感じました。舞台装置の横に座っていた勘助じいさんが解説をしてくれました。ふと気になったのが、この...