明治時代の初め、全国各地で学校教育が始まるとともに校舎が建ち始めました。この校舎は、地域の方々の寄付金が多く集まり宮大工に依頼した建物だそうです。地域の教育熱をとても感じます。長い間、とても多くの子供たちに利用されたことでしょう。そして、校舎の建て替えに際しても取り壊されることなく、この場に移築され保存されることになったのです。建物がこのように残されていくためには、維持管理費は当然かかりますし、現在に生きる人々の歴史や文化に対する想いや費用が必要です。大切に受け継がれているものを見るにつけ、心ある人々に恵まれ運が良かったんだなあ~と思ってしまいます。
水海道小学校の明治時代校舎[2025.2.27]
