文化振興事業団が郷土博物館の管理運営を委託されて丸3年を迎えます。そして、4月以降も管理運営を任されることが決まりました。委託を受けた当初からとても気になっていたことがいくつかありますが、その中の一つに展示されたままの田中正造関係資料があります。文化財にも指定されている貴重な遺品が開館以来展示されたままの状態でしたので、後世へ伝えていくためには保存管理を徹底する必要があると判断しました。特に、衣類などの現物展示はしばらくの間控えさせていただき保存のために収蔵庫へ収納することにして、先日その作業を慎重に行いました。それに合わせて、大幅に展示替えも実施しました。博物館の大切な使命に、貴重な資料の収集と保存管理があります。現物の資料を常にお見せしたい気持ちは山々ですが、末永く後世へ伝えていくためには、資料の性質を考慮しつつ展示期間を慎重に判断していくべきだと考えています。みなさま、どうかご理解ください。
田中正造資料の保存管理[2026.2.19]

