椿散るの小路の先に・・[2023.3.20]

 季節ごとにこの小路を通って心友に会いに行きます。お彼岸の季節は藪椿の花が散り始める頃で、毎年この静かな風景に出逢うと、少しの間たたずんでしまいます。彼は、どこかの手記に私のことを「畏友」と記していました。いいかげんな生き方しかしてこなかった者としてはまったく畏れ多い二文字です。

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