記録的な猛暑の夏もようやく彼岸を過ぎて、朝晩は秋の気配をしっかり感じることができるようになりました。先日、決して目立つことなく、何の主張もなく木々の間に、林の奥に向かってそっと置かれた作品に出会いました。公園を何気なく散歩していると、ふと立ち止まってしまう風景に出会うことがあります。日頃のせわしい日常に身を置く中、ふっと心が和む風景に出会う。そう感じる自分の心は枯れていないのかもしれません。まあいいか~と穏やかな気持ちにさえさせてくれます。そんな作品を手掛け、そして人気のないところにそっと置いたその方の人柄を想像してしまいます。
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