今年、あしぐろのお祭りは、10年に一度の大祭でした。10年前にも見に行きましたが、安楽寺山門の前での舞は背景がとてもよく、見る側をとても楽しませてくれます。この「あしぐろ」、今は「芦畦」と書いていますが、古い記録では「足黒」と書いてあります。どちらが本当は正しいのか、なんて野暮なことは言いません。民俗学的には‘今’の営みが大切なのです。今年、佐野日大の中等部の子どもたちが大うちわに波の絵を描いてくれたそうです。若い人たちが協力しながら地域の伝統芸能を盛り上げています。10年後も見に行きたいと思います。
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