山間の風景はいいものです。若い時は、粟野から足尾経由で日光へ出て、山王峠を越えて奥鬼怒まで車を走らせました。車道の行き止まりに車を置いて、日光沢温泉までの道のりをウォーミングアップし、そこから奥鬼怒湿原へ向かいます。子供が小さい頃は、日光沢温泉泊でよくその高層湿原へ連れて行きました。そこから尾瀬の山並みが一望できるのです。最近はご無沙汰しているので、いずれまた歩きたいものです。
粟野の静かな風景はすごく好きで郷愁を誘うのですが、ちょっと風変わりなお店があって初めて見る人には、きっと風景とのミスマッチに驚かされると思います。最初訪れた時は秋の紅葉シーズン。外でも食事が出来てとても気分がよく、この冬も行ってしまいました。さすがに寒くお店の中に入ったのですが、まあ～不思議な空間でした。ご主人はぶっきらぼうで愛想もなく、一方ボランティアで手伝っているんだという年配の方がとても気配りができた人でした。二人の掛け合いを聞いているだけでも楽しめました。ぶっきらぼうなご主人も私的には魅力的で、また行ってみようと思います。これって、りっぱな山間の文化だと思います。そう、個性的な。
