若林秀真(わかばやしほつま)

若林鋳造所 創業文化12年(1815年) 天命鋳物師 六代目 若林秀真
1953年 五代目彦一郎の長男として生まれる
1971年 五代目彦一郎のもと作鋳に入る。また江戸名越派の釜師山口寿雄の技術を学ぶ
1974年 鎌倉円覚寺居士林入門
1991年 超自然主義を学ぶ
2007年 天命鋳物伝承保存会副代表(2013年ユネスコ未来遺産登録団体)
2024年 鋳造道具一式1473点が国指定重要有形民俗文化財に指定(2023年佐野市へ寄贈)
作鋳の傍ら「天命鋳物 天命釜」について現場の職人の目線から茶の湯者や文化団体等に講演活動を多数おこなう
小学生から大学生まで郷土の伝統文化を学ぶ一環として天命鋳物についての授業ならび鋳物の体験講座を行い後継者育成に尽力する
【主な作品】
奈良東大寺大佛釜・鉄火鉢風炉・佛餉鉢1000鉢、京都大原三千院宸殿(本堂)「三千歳之鐘」、唐沢山神社拝殿大鈴、手水舎神龍、佐野厄除け大師「喚鐘 金彩カタカナ般若心経」、淡交社より「天命釜復興記念」として茶の湯釜製作
HP→若林鋳造所

講師をしていただいた事業団のイベント

R4佐野再発見専門講座

佐野の歴史や文化の奥深さを学ぶ佐野再発見講座として「天明鋳物」に関する講座を開催しました。
全3回の講座で「天命(てんみょう)釜の不思議」、「世界にひとつだけの作品作り」「古天命釜でお抹茶を楽しむ」というテーマのもとで、天明鋳物の奥深い歴史を感じた講座になりました。
期 日:令和5年2月19日(日)・3月5日(日)・3月26日(日)
場 所:佐野市郷土博物館、若林鋳造所
出演者:若林鋳造所 若林秀真さん、若林美延さん
参加者:15人